病気のせいにしない

 自分の調子が悪いのを病気のせいにしてはいけない。なにか集中力がないのを花粉症のせいにしてはいけない。やる気がないのを夏の暑さのせいにしてはいけない。
病気のせいにしていると実は自分の心に病気だからやらなくていいよ、っていうスイッチを自分でいれてしまう。花粉症だから集中しなくていいよ、暑いからやってらんなくていいよ、っていう怠けるスイッチをいれてしまう。
病気でも、心が病気にとらわれないこと。やれることはしっかりやる。すると、しっかりやってる間は病気のことは忘れている。花粉症も忘れている。夏の暑さも心地よくなる。
ちなみに、今年の夏は私は暑いと思いません。
わかりましたか?

視界が開ける。

 休みに入るとしばらく本を読む。読み続ける。頭が日々の仕事のことからちょっと違う視点になる。やがて今までの心の垢がとれてすっきりとした気持ちになる。いつもそう。
 3年前、リーマンショックの時いろいろと手を打った。その時は大変だったような気がするがその時蒔いた種に今芽が出ている。だからすーっと行く。このところ忙しかったが、実は私はこの数ヶ月休んでいたんだな、ということに気付いた。三年前私は壁にぶち当たってたんだな。あの頃必死でぶち破ろうとしてたんだな。だから今すーっと行くんだと。これは神からのご褒美なんだ。 
 だが、このまま休んでちゃいけないよ、って自分の心が、魂が言ってる。私はこの声にしばらく気付かなかった。気付かないふりをしていた。今、気付くことができてよかった。
 私は前に進もうと思う。