ゆったりした時間

ゆったりした時間が流れるようになった。緊迫した、さらに緊迫した時間からゆったりした時間に変わった。陽射しがやわらかい。春の太陽だ。やっとゆっくりと歩くことができる。うれしいな。一年間頑張って、頑張って、粘って、粘ってよかったな。体の疲れはやがては癒える。心もなめらかになっていくだろう。この時期のこのやわらかな気持ちは、この仕事をやった者にだけ与えられているのかな。とても、気持ちがいい。

ありがとう

今までのことを振り返ると、たくさんの人達のお世話になり、助けてもらい、支えてもらってきたのだということが改めてわかる。もちろん、懸命に努力もしたし、身を粉にして、またあるときは命を削りながら、この仕事に取り組んできた。だけれども、今まで本当に奇跡のようなことが続いて続いてここまで来ることができたのだと、改めてわかった。ここまで来ることができたことに心からありがとうございます。ありがとうございます。これまでのことに本当に感謝します。

ずっと走ってきたんだなあ

ずっと走ってきたんだなあ。よく走り続けたなあ。立ち止まるのは本当に久しぶりなんだな。何だか落ち着かない。でも、今は腰を据えて考えよう。何だかそわそわもするけれども、絶対にやらなくてはならないことだから、やると思える。だから、大丈夫。やれる。やり抜ける。

岐路

十一年間、ずっと走ってきた。懸命に走ってきた。その時その時で考えて、決断しながら、ずっと走ってきた。立ち止まることなどできなかった。ひとつ終わればまた次が待っていて、立ち止まっていることなどできなかった。だが、今年は、走り続けたらいけない。きちんと立ち止まって、これから10年のことを考えなくてはいけない。今は容量を越えて走っている。これ以上走ったら途中で分解してしまうだろう。だから、じっくり、取り組もう。じっくり、考えよう。これまで以上に、顧客を聞き、顧客を理解し、顧客のためにできうる限りのことをやれるように、整えるものは整えていこう。先生達や、スタッフがさらに気持ちよく仕事ができるようにするにはどうしたらよいか、しっかり考えよう。

さあ

さあ、これから新しいスタートだ。また、一から鍛えよう。今までの改善すべところを分析して手を打っていこう。

家族

僕がこうして生きていることができるのは家族のお陰です。生きていくことは辛く、苦しく、長い、長い道のりを歩き続けていかなくてはなりません。僕にはこの辛く、苦しく、長い人生を一人では生きてくることはできなかったと思うのです。家族がいてくれたから、耐えて耐えていくことができている。僕が僕の孤独に耐えられるのも、孤独の重みに耐えることができるのも、家族がいてくれるからなんです。僕は家族がいてくれたから、ここまで生きてくることができたのです。これからも家族がいてくれるから、生きていくことができるんだと思います。僕を生かさせてくれて、本当に、本当にありがとう。

のどかな風景だけが、見える

目をつぶると、のどかな風景だけが、見える。つい、数日前まで崖の淵にいるような状態だったのに、目をつぶると、広い野原と青い空、ゆったりと流れていく雲が見える。何もわずらわなくていい。これが幸福だ。こんなゆったりとした時間がもてること。これが幸福なんだ。心から感謝します。

くつろげる

何ものにもとらわれず、何に対してもわずらいもない、ただただゆっくりとコーヒーがのめる。自分すべてがくつろいでいる。気持ちがいい。神様が与えてくださったのだ。たまには、こんな時間があるから、生きていることができる。また、戦うこともできる。

日常

戦いは終わった。これで、日常に戻れる。朝起きて、子供を学校まで送る。いつもの道で、いつもの信号、いつもの門で停まる。息子に声をかけて、そのままゆっくり運転して、いつものコーヒーショップに入る。力が抜けていく。ああ、やっと、終わったんだな。これで、戦いは終わったんだ。少しのんびりしていいんだよ。体も、心も、そして細胞のひとつひとつが、解き放たれていく。これで、春を迎えることができると。

すべて受け止める

お前の回りで起きたことは、どんなことでも、自分に原因がある。自分が原因をつくり、自分がその原因に水をや
育てたのだ。自分が撒いた種は自分で刈り取らなくてはいけない。それが自分で責任を執る、ということだ。