塾のテキストに逃げ込まない

塾のテキストに逃げ込まないほうがよい。今の時期は。必ず自分が目指す学校の過去問をやる。何点でもいい。やってみることだ。そうすると今までの塾のテキストもここは出ていたな、とかここはあまりやらなくていいな、とか自然と勉強の仕方も変わってくる。志望校に合わせた勉強ができるのだ。今の入試問題は合格を出したら入学してくれることを考えて作られている。だから、ろくに過去問もやらずに受けた人は不利になるようになかなか合格できないようにつくられている。逆にいうと過去問をやって、はじめは打ちのめされても自分の足りないところを埋める努力を続けるうちに力もつくし、絶対合格したい!という気持ちもうまれる、ということだ。

圏内にはいってから引き離しにかかること

模試もまずまず、過去問の分析もすすんでくると余裕がすこしだけできる。次は何をしたらよいかというとぎりぎりで必死に頑張っている人を引き離しにかかることだ。受験はなにがあるかわからない。ひとつくらい失敗するものだ。ひとつ失敗しても合格最低点以上とれるように手をうつ。そのためには過去問の分析をして弱点を潰していく。復習を進めながら穴を塞いでいく。すると、合格点から上澄みしていけるようになる。上澄みが増えれば増えるほど冷静になれるし自信もでる。

休息

今日はお休みだ。たっぷり睡眠をとる。好きなだけ眠る。ゆっくり起きて、ゆっくりご飯を食べよう。休みが少ないと休みが少ないときは休むと、まずは疲れがどっと出てくる。すぐにはくつろげない。そのあとでしばらくたってから細胞もくつろぐことができる。この分だと夕方くらいに力が抜けて落ち着いてくるはずた。今日は、今日だけはゆっくり休もう。

大丈夫。心配いらない。

今のシーズンは、これでこの子は大丈夫だな、というふうになる生徒さんがひとり、またひとりと増えてくる。その度に少しほっとできる。そして、次はこの子とこの子と狙いを定めて一人ずつ、一人ずつ大丈夫にしていく。この時期は結構おもしろいのだ。

心の食べ物を選ぶ2

心には栄養のある情報を与えることが大切だ。しかし、栄養のある情報は今の時代実に少ない。マスメディアの方たちの発する情報はどんなものにもケチがついていることが多い。日本には高度な公共サービスがたくさんあっても、そのサービスに感謝しようという媒体はない。これしかしてくれない。これでは役に立たない、と批判しかしない。だから、ただただ垂れ流される情報を受け入れると必然的に否定的なものの見方が心の中に入り込んでしまうのた。食べるものを体によいかどうか、吟味するように、心の中に入る情報が栄養になるのか、毒になるのかを判断する、吟味して取り入れて、害悪になるものは拒否する。面白がって取り入れない。それが大切だ。

心の食べ物を選ぶ

食べ物が体に安全なものか、健康にいいものか、おいしいかは気にする。しかし、心に入れる情報は無条件に何でも受け入れる人が多い。ほとんどの人がなにも考えないで受け入れてしまう。日日、自分自身が話す言葉を希望に満ちて、勇気のある、人が聞いていて心地よい言葉を話すようにする。それに加えて、普段から見たり、聞いたり、読んだりする外から入ってくる情報をも吟味をして取り入れるようにしよう。腐ったものを食べれば腹を下すように、悪意に満ちた卑怯な情報を心の中に取り入れれば気持ちが落ち込みやすくなったり、憂うつになったり、荒んだ心持ちになる。心に栄養のある情報かどうかをひとつずつ吟味して見たり聞いたり、読んだりしよう。

心のあらいかた3

人は言葉で生きている。言葉によって人を喜ばせることもできるし、また逆に人を精神的に抹殺することだってできる。心をあらうには言葉に十分な注意をはらうことだ。まず、言ってはいけない言葉は言わない。言ってはいけない言葉とは、不満、愚痴、恨み言、妬み、悪口、取り越し苦労、駄目だ、といったものだ。こういった否定的な言葉は発するだけで回りの人たちのモチベーションを低下させる。また、言った本人も気づいてないかもしれないが自己の心や細胞を破壊する波動を出す。言いたいことがあったら何でも言ってごらん、スッキリするから、という人がいるがそれは間違っている。心をあらうには、気持ちのいい言葉を話す。希望に満ちた言葉、勇気ある言葉、喜びに満ちた言葉、感謝する言葉だけを話すようにしよう。気持ちのいい言葉をいい続ける、それだけで心はあらわれてくる。そのとき、注意することは嘘でもいい、ということだ。たとえ可能性が低くても、可能性が有る限りやれる、やろう、大丈夫だと言う。心の中はビビっていても勇気ある言葉を話す。多少不満に思っていても、わざわざやってもらったら感謝の気持ちを表す。気持ちのいい言葉は回りの人を明るい気持ちにし、自分自身もまた希望や勇気といった前向きな気に包まれることができるからだ。