夜明け前が一番辛いんだな。

辛く、長く、苦しい三ヶ月だった。普通はこの三ヶ月はゆっくり疲れをとり、鋭気を養う期間だが。それでも、今まで放置してきたことを真剣に向き合い、考え、問題点を解決して、風通しのよい組織にしていくことが何としてもやらねばならないこととしてあった。ここは逃げてはいけない。真正面から取り組まねばならなかったのだ。この三ヶ月苦しかった。しかし、苦しみだって永遠には続かない。魂にだって夜明けが来る。本当に苦しくて、苦しくて、苦しくて、もうだめかな。これ以上やりきれないかな、と感じる時が実は夜明け前なのだな。こんなの本当に久しぶりだ。明かりが見えてきた。うれしい。

これですこしゆったりとできる。

これですこしゆったりとできる。疲れはてていても走り続けなくてはならない時はあるにはある。でも、そんなときは一瞬だ。その一瞬を全力で走りきれば終わりがくる。これですこしゆったりとできるのだ。しばらく力をためることができるのだ。よかった。結局、やれるのだ。結局、やれてしまうのだ。よかった。よかった。

逃げなければ、突き抜ける日もくる。

逃げれば、追ってくる。どんなに逃げても、逃げても、相手はもっとすごいスペードで追ってくる。
逃げなければ、逃げないというだけで解決することもある。逃げないでいると、やがて突き抜ける日もくる。
本当に大切なことは獲得するのに月日がかかる。簡単に手に入るものは簡単に失う。困難なものは容易には手に入らない。逃げないこと。心が膿まないこと。たゆまないこと。焦らないこと。いたずらに気をたかぶらせないこと。膠着に耐えること。ひとつひとつやってみること。そのひとつを誠実にやりきっていくこと。それらの蓄積でやがて突き抜ける日も来る。もう少し、逃げずにやってみよう。

今度こそは疲れが抜けたかな

今度こそは疲れが抜けたかな。随分と時間がかかったが。去年ほどかつて疲労が蓄積したなという一年はなかった。たから、なかなか抜けないかな、と。だが、これで、だいたいは疲れが抜けたかなと思う。これで、ようやく春だ。よかった。

妻へ

いつもいつも娘のことを考えて、支えてくれて、ありがとう。
あなたはいつも一人で娘を支え、励ましてくれる。
娘はいつもぎりぎりのところで踏みとどまっているから、
あなたが娘を支え励まして、一人になるときのことを考えると
強烈な孤独と冷たい風があなたをおそうことは想像がつく。
いつもぎりぎりのところで娘を支えてくれて、ありがとう。
僕はあなたの心を整えることはできる。
それはやるから。
あと、マッサージね。

燃え尽きるということ

燃え尽きて、気力がわいてこないときがある。
でも、燃え尽きたということは燃え尽きるまでやったということだから、自分を誉めればいい。
でも、燃え尽きたとしても、日常は待ってくれない。
生活していかなくてはいけない。
でも、燃え尽きている。だから、人知れずやすみやすみやろう。
燃え尽きた時は、余分な力を抜いていくチャンスなのだ。
でもね、燃え尽きるということは、燃え尽きるまえの、やりはじめたスタートに問題があることに気付けるといいのです。
スタートの動機が苦しみだったり、勝ち負けだったり、不満だったりすると、燃え尽きてしまうのです。
だから、今度は人から喜んでもらうためにやる。
そう、考えてみるとどんどん軽くなります。
頭に入れておいてください。

今年も桜を見に来ることができた。去年の桜から一年経ったのだ。一年やれたのだ。桜を見ると、また今年もやれると思う。また来年も桜が咲くように。桜が見れるように。

突き抜ける

今まで、誠実に、正直に、顧客の要望に応えることだけに集中してやってきた。それしか自分にはできないし、このやり方しか知らないし、できない。また、誠実に、正直に、顧客の要望に応えてきたから、それがいいと思ってくれる人がここで働いてくれている。
顧客がついたら、水で薄めたサービスにすることもできたかもしれない。だが、自分にはできないし、向いていない。
今の誠実に、正直に、顧客の要望に応えることを続けていくことがやり方として正しい道だろう。もちろん、時代の波によって変えるところは変えていくが。
下地というか、基盤が大切だ。採った人は大切に育て、心を強くしていく。仕事ができるだけではたりない。崖の淵にいる人を支える仕事だから心は強くしてあげなくてはならない。サービス業は人が全てだ。働いてくれている人が幸福であること。経営するということは、幸福を追究することでもある。

祈る

祈る。
手を合わせて祈る。
ありがとうございます。
それだけを祈る。
ありがとうだけ。
願い事は思わない。
自分でやることだから。
ただただ見守ってくれることに
自分にもお日様があたためてくれることに
雨がふってくれることに
ありがとうございました
それだけをおもう
それだけで満ち足りた
静かなきもちになる
それだけてもう
じゅうぶんなんだ
自分には。

何の煩いもない気持ち

何の煩いもない気持ちになる。これが幸福だ。
ただただ、ゆったりと、静かに過ごせること。
これが幸福だ。
いいときも
そして、わるいときも
いつもこんな気持ちでいられるといいな。
まあ、いつまでも続いてほしいと思うと逃げ出してしまうけれど。
幸福だなあ。
神様、ありがとうございます。
この私に休息をくださって。