まだだめです、と言わない

自信が少々なくたって、まだだめですと言っちゃダメだ。やれます、と言わなくちゃいけない。100%保証されている状況などない。決して。ある程度のところでやってみる。失敗したらやり直す。足りないことを埋めてもう一度やる。やがてこれなら大丈夫そうだと思えるところまでくればやっていける自信も生まれる。勇気。生きていくためには勇気が必要なんだ。

成功しても家族がバラバラならなんの意味もない

いくら仕事がうまくいっていても、家族がバラバラならなんの意味もない。仕事だけがうまくいっていて家族がバラバラなら、それは家族が犠牲になった上で成功が成り立っているということだ。犠牲の上に成り立つ建物は脆いものだ。一人一人が充実して幸福である。その上で仕事が楽しい。それが本当に仕事がうまくいっているということだ。

強い心

調子のいいときも、状況が最悪のときも、意味を見いだして1mmずつ1mmずつ前に進む。うまくいっているときも、劣性の時も希望をもち、より好転させていく。たとえ絶望的な時でもなにか道があるはずだ、と心が状況にいたぶられず、力強く考えて行動し、責任を負う。それが強い心。

毒のある言葉を吐かない

日常楽しく、幸福な気持ちで生活しようと思ったら、毒のある言葉を吐かないこと、気持ちいい心地よい言葉をつかうことが大切です。毒のある言葉というのは否定的な言葉、例えばもうダメだ、とか苦しいとか、誰々が悪い、政治が悪いとか、ついてないとか、人の中傷とかです。毒のある言葉を吐くと、その言葉の毒で自分自身の心が傷つき酸に侵されていくのです。ダメだと思う前に足りないものを分析して補う努力をすれば落ち込む気持ちがやれることをやっているという充実感に変わります。何が悪いと回りを責める前に自分が変われる所を探して直せるところは直していくと回りが悪くてもなんともなくなるときがきっと来ます。自分がしっかりやっていれば回りは関係なくなります。自分がひかりとなるのです。自分がひかっていると、そのひかりを見て、明るさを求めている人が集まってきます。

実力だけではたりない、強い心がいる

入試で勝つためには実力だけではたりない。実は強い心がいる。少しくらいひねられても対処できる冷静さがいる。平常心もいる。考えたこともない問題について答えをひねり出す根気や勇気もいる。本番は極限状態だ。その極限状態でも力を出しきらなければならない。強い心がいるのだ。強い心を養うにはここまでやったんだ、というところまでやる。ここまでやったのだから絶対にできるんだというところまでやりきる。それだけが強い心を身につける唯一の方法だ。

不利な状況を逆転させる

何もかもが万全で、水も漏らさないという状況なんて滅多にあるものではありません。このままでは勝てない、ダメだという状況の方が多い。不利な状態をどうやって逆転させるか?今やるべきことをきちっとやる。ひとつひとつやる。次に、疲れたら休む。そしてまた今やるべきことをきちっとやる。次に、勢いが出てきたら一気に頑張る。すると、パタパタと逆転する。

今あるものに感謝すること

今ないものを数えて落ち込まないこと。目標をもち努力することは大切だけれども、あれがない、これがだめと足りないものを数えては落ち込むのはやめよう。むしろ、今あるものに感謝しよう。今日も暖かいご飯が食べられて幸せだな、今日も家族が元気で幸せだな、今日もゆっくり休むことができて幸せだな、と。受験勉強なら今日はここまでできるようになってよかった、明日はあそこまでできるようにしよう。テストが返ってきたらここまでできたんだな、とできたところをまず、認める。その上で間違えを潰す。いったん必ず、到達したところまでを喜ぶ。それだけて自然と次はここをやろうという気持ちが出てくるようになる。

不安との付き合い方

まず、ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと取り越し苦労はやめる。そんなことにはなりません。失敗したらどうしよう、うまくいかなかったらどうしようと不安に感じたら、成功するには何が足りないか考え、必要な努力をしっかりとやる。やるべきことをやっていけば心が落ち着いて自然と不安は無くなる。不安とはやるべきことをやらないときに起こる心理状態だ。