いつもの生活に戻ることができた。

長い夏だった。あまり暑いとは感じなかった。気が張りつめていたからだろうか。暑いですね、と尋ねられると一応は、暑いですね。と答えるのだか本当はそんなに暑いわけではなかったのだ。夏の間は力をつけるだけでは足りない。心の強さが出てこなくてはいけない。心の強さを引き出せることができれば9月以降、安心感が生徒さんにも保護者の方にも生まれる。落ち着いてひとつひとつの階段を上っていけばいい。そのためには生徒さんの心を一歩一歩強くしていかなければならないのだ。どうすれば強くできるのかというと、それは、それは、それは私にもうまく言葉にできないのです。