気持ちがいい朝だ。何の煩いもない。体に余計な力がまったく入ってない。心を整えていくと、やがては今の状態になる。よかった。よかった。秋を感じることができる。
否定的なものを溜め込んではいけないのだな。
否定的なものを溜め込んではいけないのだな。心のケアを怠ると、知らず知らずのうちに、否定的なものを溜め込んでしまう。怒り、悲しみ、恐れ、不満、恨み、うらやみ、こういう否定的な感情は日常不用意に心に入り込んでくる。だから、日々余裕をもって、自分の心のケアができるようにしよう。心の中に、否定的なものを溜め込んではいけないのだ。
間違えたら直せばいい
間違えたら直せばいい。なんら、落ち込んだり、自分を責める必要はない。素直に直せば、後悔の念や、自責の気持ちはいらないのだ。
自分は強くなったと思うと、だめだな。
このところ、自分の心のケアはもう十分できるようになったと思っていた。自分は少しは強くなったと、自信を持っていた。しかし、毎日、戦い、すり減らし、起こる出来事に対処していたら、あっという間に心は雑草だらけになる。日々の手入れが必要なのだ。体だってお風呂にはいって、きれいに一日の汚れを流すのだから、心だって一日過ごせば傷だらけになる。泥にまみれるのだ。自分は強くなったなんて思っていたらだめだ。絶えず、心のケアはやる必要があったのな。
回復していく
戦い、疲れはて、傷だらけになっても、いつかは、やがて、平和が訪れる。少しずつ、戦う心理状態から、抜け出して、身構えたからだも、安らいでいいのだということを理解する。ゆっくり、ゆっくり、わかっていく。はじめに悪いものが溢れるから、反対に疲れてしまう。我慢していたこと、長い間緊張状態であったために、すぐにもどれない部分もある。人知れず、少しずつ自分を解放していく。回復も根気が必要なのだ。根気よく、戦い、疲れはて、傷だらけになった心を回復させていく。このスキルを身に付けることが、僕の仕事には不可欠なのだ。
俺はいつも行き過ぎてしまうのだ
俺はいつも行き過ぎてしまうのだ。まあ、それくらいでやっとなんとかなるのだから、仕方ないと言えばそれまでのことだか。だが、度を越すといけないのだな。自然とどこかで、修正を余儀なくされる。ここはいったん立ち止まっていいんだよ、という合図なのだ。俺はいつも行き過ぎてしまう。行き過ぎた時は、修正をかけざるを得ないことが起きるから、その時には素直に立ち止まって、冷静に考えて、やり直す。それが一番だ。
間違えたら直せばいい
間違えたら直せばいい。なんら、落ち込んだり、自分を責める必要はない。素直に直せば、後悔の念や、自責の気持ちはいらないのだ。
煮詰まったら、リセットすればいい。
煮詰まったらリセットすればいい。だが、煮詰まっていても、止まれない時もある。それでも、耐えなければならないときは耐え抜かねばならない。耐え忍んでいると、どこかでリセットする機会もくる。期待せずに待っていると、ちゃんと来るから不思議だ。煮詰まったら、リセットすればいい。耐え忍んでいれば、どこかでリセットのチャンスがくる。
一人旅
今年も、こうして秋に広島にくる。ホテルの中は静かだ。だんだんと日常と切り離されて、冷静になる。心から、何も無くなって、空になっていく。うんうん、ここのところ頑張ったんだな、最近はしりどおしだったのだな、とわかってくる。お前の仕事は、崖の淵に立つ人を落ち着かせて、本来の力を引き出し、成長させて、納得のいく結果を出していくことだ。だから、お前が頑張りすぎたり、無理したり、全力で戦い切ってしてはいけないのだよ。お前はいつも人を勇気と希望に満ちたじょうたいに引っ張りあげる使命があるんだよ。広島にくると、冷静になれる。スタート地点に戻れるのだ。
広島
広島は僕にとって特別なところだ。その広島へ今年も行くことができる。幸福だ。昨日からわくわくしていた。新幹線に乗る。三時間後には着く。広島市民球場へ野球を観に行けるのだ。