積み重ね

商売は毎日の積み重ねだ。日々起こる問題にひとつひとつ取り組んで、解決する。それだけなのだ。気がつけば、こんなになったんだな、ていうようなことだ。

トンネル

先が見えないときがある。もがいても、努力しても、結果が出なければ何もならないと思える。先が見えないなかを歩いていく。どこまでも、どこまでいっても、暗い。不安になるし、苦しみ続けなくてはならない。しかし、人生には深く深く根を張っていく時だってある。次への土台を築くための期間だってある。結果なんて後でいい。花は咲くときには咲くのだ。まずは、根を深く深く、張ろう。暗くても構わない。苦しくてもいいんだ。

はじめはね、楽をするためだったのだけれど、違っていました。

はじめはね、人を雇うのは、自分が楽をするためだったのです。人を雇って、一生懸命にやり方教えて、仕事を取ってきて、働いてもらう。人に働いてもらって、自分の時間をつくる。これが人を雇用するときの、正直な気持ちだったのです。でも、人が育ってきたら、その人たちの人生を考えなくてはならなくなったのです。はじめは、自分が楽をするために始めたことが、人の人生まで考えなくてはならなくなったのてす。これが、人を雇うということなのです。人の幸福について真剣に考えなくてはならないのです。

気持ちがいい苦しみ

逃げれば追ってくる。逃げても、逃げても、自分にかかってきた問題は追ってくる。どんなに誤魔化しても、どんなに急ぎ足でにげても、上手い良いわけをしても、手を変え品を変え、追ってくる。だから、逃げなければいい。逃げないで立ち向かっていけば、やがては答えも見つかる。答えが簡単にわかったるする。途中、答えがわかるまでは、苦しまなくてはならない。それでも、逃げ回って、追いかけられ続ける苦しみに比べれば、たいしたなとはない。潔く、立ち向かうことで、心が楽になれる。課題の解決には時間がかかっても、気持ちがいい苦しみなのだ。やれるだけのことをやればいいじゃないか。そして、やれることをやってから、旨い酒を飲めばいいじゃないか。

ちゃんと前に進んでいる。

今のお前は、逃げていない。
課題に対して、ちゃんと真向かえている。
真向かえていれば、前に進める。
前に進んでいく。
今のお前にはこの課題がとても大きい壁に見える。
だがしかし、決して手も足も出ないようなものではない。
何が問題なのか
何が足りないのか
何が必要なのか
何を考えればよいのか
何をすればよいのが
見えてきている。
答えはお前がつくるしかない。
答えはお前がひねり出すしかない。
誰にもわからない。
誰にも聞いても何にもならない。
ただお前ひとり
たったひとりで出すことだ。
この答えに辿り着けるよう
歯を食い縛って
考えよう
俺はどんな苦しみだって耐えてみせる。

成功したら孤独になるよ。

成功したら孤独になるよ。成功したら孤独になるよ。もっと努力して成功すると、もっと孤独になるよ。だから、もっともっと努力して成功すると、もっともっと孤独になるよ。
成功したら苦しくなるよ。成功したら苦しくなるよ。もっと努力して成功すると、もっと苦しくなるよ。だから、もっともっと努力して成功すると、もっともっと苦しくなるよ。
でもきっと努力をやめないな。もっと孤独になっても、もっと苦しくなっても、それがわかっていても、きっと努力をやめないな。もういいよ、って迎えが来るまでやめないだろうな。

子供には人生を教えよう

子供には父親の力が必要だ。別に説教をしなくてもいい。社会とはどんなところか。決して怖いところではない。誠実に生きようと思えば生きられる。社会で立ち位置を見つけることができたら、父親は子供に人生は楽しいものだということを教えよう。苦しいこともあるが、苦しみを覆すくらい楽しいものだと。それを教えておくと、子供が物心ついたとき勇気をもって前に進むことができる。勇気をもって前に進むことができれば、ひとつひとつ経験値を積んで自分の立ち位置を見つけることができる。最も親として悲しいことは、それを教えなかったために、自分の子供が前に進む勇気を持てない人間になることじゃないか。

智恵で食べていく。

我々は規模で食べていくことはできません。智恵で食べていくのです。大きいところはシステムをしっかりさせる、その上で人の割合を減らすことが可能です。我々は人を育てて、顧客の方々から心よりいいな、と思っていただける仕事をし、顧客の本当のニーズを見つけてこたえていくこと、それだけで成り立っています。純粋に顧客のニーズにこたえることだけでビジネスとして成り立たせるから楽しく、責任を持って仕事ができるのです。

節度を持たなくてはいけないよ。

節度を持たなくてはいけないよ。やり過ぎはいけないんだ。今いる顧客を大切にする。最優先する。それが誠実だよ。みんなお前に助けてほしい、力になってほしいからくるんだよ。その強い気持ちをしっかり受け止めるんだ。しっかり受け止めれば、前に進んでいくことができるんだ。顧客の勇気を引き出して、希望をもたせて実力と勢いをつける。それがお前の仕事なんだよ。この時期は確かに苦しい。しかし、それでも自分を失ってはいけないよ。節度を持つ。今いる顧客を大切にする。顧客を全力で支え、守る。いい?わかった?

自分がしたことは必ずいつか自分に返ってくる。

人間はあやまちを犯すこともある。知らず知らずのうちに傲慢になっていたりする。どんなに自分は大丈夫だ、と思っていても気が緩んだり、モラルが低下したりするものだ。そんな状態が続くと事実が自然と反省を促してくれる。反省して態度を改めない限り、事実が反省を促し続ける。自分がしたことは必ず自分に返ってくる。自分が人様のお役にたって喜ばれていれば、そういうものが帰ってくる。逆に、納得できないやりかたをずるずると続けていれば、そういう結果となって返ってくる。いいものも、悪いものも全ては自分に返ってくるのだ。