君は今までいくつもの壁を越えてきた。いくつも、いくつも越えてきた。そして、とうとう最後の壁にたどりつくことができた。この壁を乗り越えるには、勇気がいる。今の君にはちゃんと勇気がある。乗り越えよう。突破しよう。できる。必ずできる。突破する。
放っておく時期
人を雇う。始めは手取り足取り教える。励ましながら、教えて、何とか一人前にする。そうしたら、しばらく放っておく。多少の不満があっても放っておく。ぐっと、見て見ないようにする。人はそれぞれの人生を背負って生きている。その人の人生の中で、変えられるものもあれば、すぐには変えられないものもある。すぐには変えられないものの中で、仕事上変えてもらわなくてはならないことでも、この時期は放っておく。そうすると、時期が来ると、スッと憑き物が落ちたように変わる。灰汁が抜けて、きれいな顔になる。穏やかになって、より仕事も充実するようになる。恐らく、その人の人生で背負っていた重荷を下ろすには、他人にいろいろ言われるより、一時放っておいて、自分から自然にその重荷を下ろせる時期が来るまで待ってあげた方がいいのだろう。
お前は強いんだ。
お前は強いんだ。苦しいときにこそ、強いんだ。苦しいときに強いこと。それが本当の強さなんだ。苦しいときに逃げないこと。苦しいときに立ち向かうこと。苦しいときに冷静なこと。そして、苦しいときに笑えること。苦しいときにみんなを励ませること。これが本当の強さなんだ。
道は拓ける
たとえ、どんなに大変に見えて、いろいろやってみてもうまくいかないことも、あきらめず、ひるまず、たんたんと、ある時は放置してもいい、やれるときにやれることをやりつづけていけば、どこかで道がみつかる。解決できないことはない。
今あるものに感謝すること
今あるものに感謝しよう。家族が元気でいること。仕事ができること。みんなが一生懸命やってくれること。顧客の方々が喜んでくれること。みんな、奇跡的なことなんだな。ありがとう。有り難う。
最後まで戦う
やれることをやって、待つ。
やれることをやって、あとは待てばいい。今できることを、今のちにやりきっておく。そうすると、自然とコツか理解できてきて、プロになる。
成長
この時期はひとりずつ、ひとりずつ、成長して、脱皮していく。それまでの間、ただただ誠実にわからせる。地道に何度も教える。何度も裏切られるが、それでも、手を打ち、褒め、励ます。スイッチが入るのは後少しで、手が届くな、という時だ。そこまで支えてあげると、やっと、スイッチが入る。一度スイッチが入ると、顔つきも変わる。理解の穴も無くなる。注意深くなる。ここまでくれば後は頑張るだけだ。よく、ここまで成長してくれたな、といつもおもうのだ。
壁
苦しかった。何をやっても、いろいろ考えても、うまくいかず、それでも、やっても、やっても、前に進むことができなかったことが、やっとできてきた。よかった。やれば、できるんだ。本当に念じれば、できるんだな。くるしかった。うれしい。
気持ちがいい
またひとつ、山を越えることができた。ほんの一瞬だが、気持ちが落ち着く時間がもてた。とても気持ちがいい。愚直に生きていれば、心が休まる時がもてる。ありがたい。