今日は、今日だけは、ゆっくりしよう。何も考えず、何もせず、何もしない。ただただ休もう。体も。心も。休ませてあげよう。体さん、ありがとう。心さん、ありがとう。神経さん、ありがとう。よく、耐えに耐えてくれました。心から感謝します。

気力を振り絞れ。どんなに大変でも、どんなに疲れていていても、力を振り絞れ。やれる。やれる。やれる。

人生は苦しいことがベースなんだ。腹がすくから食べるものを栽培する。寒ければ着るものがいる。動けば汚れるから洗う。寝ていることだって、ずっと同じ姿勢で寝ていれば体が痛くなってくる。だから、たえず努力がいる。努力が実っても、これでいいということは決してない。時代にあわせて変わり続けていくことだ。変わり続けて、変わり続けて、変わり続けて、走り続ける。そして、たまに心からの休息が与えられる。それが人生だ。

これで私のできることは終わった。あとは最後まで粘り強くやり抜いてきてくれることを望むだけだ。君は強くなった。諦めなくなった。動じなくなった。それでいいんだ。そうなれば人間、戦えるんだ。しっかり、戦っておいで。
先生方、スタッフの方々、本当にひとりびとりの生徒さんのために精一杯、度重なる疲労のピークを越え講義、裏方の仕事をしていただき、心からありがとうございました。

疲労のピークはもうとっくに通り越した。自分が今ここで立っていられるのが不思議だ。ひとりびとり何をするか、考える。教えきっていく。自分ができる最上限のことをやる。やり抜く。最後の最後まで。やれることをやる。時間があるまでやり抜く。決してあきらめない。最後の最後まで。勝負事は最後まであきらめたらだめだ。粘り強く手を打ち続ける。勝ち目があるがぎりやれることを全部やるのだ。

流されてはいけない。みんながいっていることが正しいとは言えない。99人がそうだそうだと言ってもそれが正しいとは言えない。たった一人でも正しいものは正しいのだ。自分の心の良心を研ぎ澄まして、府に落ちる、嘘偽りのない、潔い選択をすればそれでいいのだ。回りの人が何と言っても、自分の良心にだけは嘘はつけない。流されないというのは自分の良心に恥じない選択と行動をすると、いうことなんだ。

一日が終わって眠る前にも、今日も自分は強く生きていくことができた、今日も自分は強く生きていくことができた、今日も自分は強く生きていくことができた、と自分で自分に言い聞かせてから眠る。これは嘘でもいいからやるといい。たとえ今日は強く生きられなかったとしても、嘘でもいいから、今日も自分は強く生きていくことができた、と自分に言い聞かせる。そうやって言い聞かせて眠ると、勝手に脳が、そうか。こいつは強く生きてるんだな、と勝手に自分を意識化してくれる。無意識の中に人間として強く生きていくんだ、という信念を植え付けていく。無意識の中に強さが根付くと日常生活で意識的に考えることも強いものになる。もうだめかな、とか、ああなったらどうしようとか、弱い、情けない考えが出にくくなる。逆に思いもかけないような事態になっても積極的で前向きな選択ができるようになる。眠る前にも、今日も自分は強く生きていくことができた、今日も自分は強く生きていくことができた、今日も自分は強く生きていくことができた、と自分に言い聞かせてから眠る。とよい。

今日も自分は強く生きていくんだ、今日も自分は強く生きていくんだ、今日も自分は強く生きていくんだ、と朝起きたとき、毎日自分に言い聞かせるのです。生きていくということは実は苦しみの連続なのです。生活していこうと思ったら働かなくてはなりません。好きな人ができて結婚したら二人で困難を乗り越えなければならないし、子供ができれば毎日、24時間子供の世話にかかりきらなくてはならないし、且つお金も稼がなくてはなりません。成功しようと思えば人並み外れた努力がいるし、成功したら成功を維持し、発展させるためにさらなる努力が必要です。生きていくということは、たえず努力がいります。これは人間として生まれた者の避けることのできない宿命なのです。だから、漫然と朝起きたから起きた、腹が減ったから飯を食った、眠くなったから寝たでは、この人間界では許されないのです。人間として生きていくための掟があるのです。そこで、毎日、朝目が覚めたなら自分は今日も強く生きていく、自分は今日も強く生きていく、自分は今日も強く生きていく、と何回も自分で自分に言い聞かせるのです。すると、だんだんと弱気になったり、取り越し苦労をしたりしなくなってきます。今あることを肯定したうえで、より良い選択ができるようになります。

最後にいってらっしゃいと言うところまでがお母様のやるべきことです。そこまでは頑張る。

人間は適切な努力をすれば幸福にはなれるようにできています。心の鍛練をして幸福になれない人間はいないのです。必ず幸福にはなれるようになっているのです。きれいな心をもち、学び、適切な判断力があり、判断に基づいて行動する勇気があれば人生を切り開いていけるのです。真面目にやってるけどダメなんです。という人は適切な努力をしてない部分があるのです。足りない部分の努力をすれば必ず道が開けます。