この社会の中で生きていれば、色々なことが起こる。そのさまざまな出来事にどうやって付き合い、受け止めていけばいいか。心でまともに受けていると神経が、心が直接傷ついてしまう。逆に受け止めきれない。心が病んでしまう。心を守るために、いや、神経の損傷を和らげるためには、日日起こる出来事をまず腹で受け止めるのだ。腹で受け止めると何にでも落ち着いて対処できる。心で直接受け止めないこと。腹でまず受け止める。それが感情に振り回されないこつだ。
君は復活しつつある、もう大丈夫。2
復活しつつあるときは、決して急いではいけない。はじめはゆっくりゆっくり、少しをていねいにやりきっていく。中途半端に量を増やそうとするとだめだ。ゆっくりひとつに絞る。そして、そのひとつだけをしっかりやりきる。そのひとつがしっかりできたらふたつにする。わかりましまか?
君は復活しつつある、もう大丈夫。
君は復活しつつある。もう大丈夫だ。もちろんまだ本調子とはいえない。だが、気持ちは底を打っている。あとは上昇し続けるな、という感覚が心の根底にあるはずだ。こうなると人は強いのだ。
こういうときこそ一歩の前進を確実にやる
模試なんかでなかなか可能性がでないときがある。こういうときこそ一歩の前進を確実にやる。焦ってあきらめていくか、一歩の前進を確実に積み重ねて逆転するかがためされている。
塾のテキストに逃げ込まない
塾のテキストに逃げ込まないほうがよい。今の時期は。必ず自分が目指す学校の過去問をやる。何点でもいい。やってみることだ。そうすると今までの塾のテキストもここは出ていたな、とかここはあまりやらなくていいな、とか自然と勉強の仕方も変わってくる。志望校に合わせた勉強ができるのだ。今の入試問題は合格を出したら入学してくれることを考えて作られている。だから、ろくに過去問もやらずに受けた人は不利になるようになかなか合格できないようにつくられている。逆にいうと過去問をやって、はじめは打ちのめされても自分の足りないところを埋める努力を続けるうちに力もつくし、絶対合格したい!という気持ちもうまれる、ということだ。
圏内にはいってから引き離しにかかること
模試もまずまず、過去問の分析もすすんでくると余裕がすこしだけできる。次は何をしたらよいかというとぎりぎりで必死に頑張っている人を引き離しにかかることだ。受験はなにがあるかわからない。ひとつくらい失敗するものだ。ひとつ失敗しても合格最低点以上とれるように手をうつ。そのためには過去問の分析をして弱点を潰していく。復習を進めながら穴を塞いでいく。すると、合格点から上澄みしていけるようになる。上澄みが増えれば増えるほど冷静になれるし自信もでる。
休息
今日はお休みだ。たっぷり睡眠をとる。好きなだけ眠る。ゆっくり起きて、ゆっくりご飯を食べよう。休みが少ないと休みが少ないときは休むと、まずは疲れがどっと出てくる。すぐにはくつろげない。そのあとでしばらくたってから細胞もくつろぐことができる。この分だと夕方くらいに力が抜けて落ち着いてくるはずた。今日は、今日だけはゆっくり休もう。
大丈夫。心配いらない。
今のシーズンは、これでこの子は大丈夫だな、というふうになる生徒さんがひとり、またひとりと増えてくる。その度に少しほっとできる。そして、次はこの子とこの子と狙いを定めて一人ずつ、一人ずつ大丈夫にしていく。この時期は結構おもしろいのだ。
心の食べ物を選ぶ2
心には栄養のある情報を与えることが大切だ。しかし、栄養のある情報は今の時代実に少ない。マスメディアの方たちの発する情報はどんなものにもケチがついていることが多い。日本には高度な公共サービスがたくさんあっても、そのサービスに感謝しようという媒体はない。これしかしてくれない。これでは役に立たない、と批判しかしない。だから、ただただ垂れ流される情報を受け入れると必然的に否定的なものの見方が心の中に入り込んでしまうのた。食べるものを体によいかどうか、吟味するように、心の中に入る情報が栄養になるのか、毒になるのかを判断する、吟味して取り入れて、害悪になるものは拒否する。面白がって取り入れない。それが大切だ。
心の食べ物を選ぶ
食べ物が体に安全なものか、健康にいいものか、おいしいかは気にする。しかし、心に入れる情報は無条件に何でも受け入れる人が多い。ほとんどの人がなにも考えないで受け入れてしまう。日日、自分自身が話す言葉を希望に満ちて、勇気のある、人が聞いていて心地よい言葉を話すようにする。それに加えて、普段から見たり、聞いたり、読んだりする外から入ってくる情報をも吟味をして取り入れるようにしよう。腐ったものを食べれば腹を下すように、悪意に満ちた卑怯な情報を心の中に取り入れれば気持ちが落ち込みやすくなったり、憂うつになったり、荒んだ心持ちになる。心に栄養のある情報かどうかをひとつずつ吟味して見たり聞いたり、読んだりしよう。