今やっていることをしっかりやる。そうすれば、今やっていることが積み重なっていく。今は、今やっていることを積み重ねるしかない。やがて、問題点がなくなるときがくる。今が充実していれば結果は必ず出る。途中で焦ったり、腹をたてたらだめだ。方針を変えたら、今までのやってきたことが無駄になる。じっと耐えることも大事なんだ。努力を続けるんだ。
親にとって
親にとって最もうれしいことは子どもが充実した時を過ごしているのを見ることだろう。時間がかかってもいい。寄り道してもいい。充実した時を過ごし一人前になってきたことを感じることができることだ。焦らず、時間をかけて世の中に光を灯す人間になってくれればこれ以上の喜びはない。
たまには叱る
うちの先生方はほとんど叱らない。なぜなら、必ずわからせる技術を持っているからだ。だけれども、必ずわからせる授業に生徒が慣れてしまい、わからせてくれることが当たり前になってしまうと、いつだって教えてもらえると思って真剣みがなくなることがある。そういう時はビシッと叱ることだ。たまにしか叱らないから生徒もしゃきっとなりやすいし反省できるのだ。
家族だから心を配る
仕事では当然、顧客の方には気を使うし神経を張り巡らして会話をする。だが、本当は家族にこそ気を使い神経を張り巡らして話をしなくてはいけないのではないか。なんにも気を使わずに疲れているからとぐたっとしているのは間違っているのではないか、と最近になって強く感じる。いや、多分まちがいなく、それは正しい判断だ。だから、改めようと思う。
家族その二
仕事がうまくいき始めてくると次は仕事が止められなくなる。家に帰る時間も遅くなるし話もろくろくできなくなる。まわりのスタッフが残業していたりすると自ら早く帰ることもしにくくなったりする。しかし、ある程度のところで仕事を切り上げて家に帰ることだ。ビジネスだけではワクワクするだけで妻の笑顔を見てホッとしたり、子供たちの話に耳を傾けて今の心の様子を感じたりする安寧さは得られない。やがてワクワクだけでは足りなくなりただ全力で走ることが目的になってしまう。そうすると家族は父親の成功を喜ぶことができなくなってしまう。だから、ある程度のところで仕事を任せて時間をつくる。子供たちに人生を伝えなければならない。その時間の積み重ねが彼らの財産になると信ずる。
家族
仕事人間ではだめだ。たしかに、仕事は大切だ。世の中の人に信用され日々の生活の糧を得ていくことは人間として必要なことだ。しかし、仕事だけでは自分しか見えてないということだ。家族あっての仕事なんだ。だから、家族を大切にしよう。いつも家族と心を通わせることができるようにしよう。
いいものだけを出す
素材のいいものを頭を使って知恵を出して採る。そして、じっくりと育てる。励ます。鍛える。決して中途半端なレベルで出さない。これならいけるな、と思ったときに出す。顧客には保証できる状態にならないと出さない。みんな本当の満足がほしいからだ。
ひとつずつ
ひとつずつ考える
ひとつずつ決める
ひとつずつ動く
ひとつずつやり抜く
ひとつずつ成し遂げる
ひとつずつ実現する
ひとつずつが重なって
ひとつずつが束になって
ひとつずつが山になる
ひとつずつ。
ひとつずつ。
ひとつずつ
心を休ませる
考えて、考えて、考え抜く。そうすると、どこかで心を休ませることが必要だ。休むことは贅沢なことのようにいわれるが絶対に必要なものだ。しかしだからといって、現実から逃避するための遊びでは駄目なのだ。神経を和らげて自然とエネルギーがわきでる休息であることが大切だ。趣味に没頭したり、浪費したりしても、時間がくると麻薬が切れたときのような苦しみがおそってくるだけだ。そうではない、心が和らぐ時間を過ごすことだ。
人を雇うこと
給料がいいから働きたい。時間が短いから働きたい。福利厚生がしっかりしているから働きたい。きれいなビルだから働きたい。保険が整っているから働きたい。有給がとれるから働きたい。休みが多いから働きたい。そういう考えで働きたい人は雇ったらいけない。勉強熱心で性格が気持ちのいい人を海の中に潜ってたった一粒のダイヤモンドの原石を見つける。そんなつもりで探し続けると本気で欲しいと念じていると見つかる。それが私にとっての採用です。